属名と特徴

正式な名称:

Sophronitella Schltr.

日本語仮名:

ソフロニテラ(属)

異名や別名:

Sophronitis

属名の略字:

Sphrnt

名前の由来:

Sophronitis(ソフロニティス)の小柄なものです。Sophronitis(ソフロニティス)はギリシャ語の sophronia 「純潔な」もしくは「慎み深い」という意味からきており、どちらかというと目立たない性質の小柄を暗示しています。

歴史的経緯:

リオデジャネイロ近郊のオルガン山で George Gardner が発見し、John Lindley によって 1840年に Sophronitis violacea として Botanical Register に発表されました。後に Rudolf Schlechter によって 1925年に新しい属 Sophronitella に移されました。

主な自生地:

ブラジル東部

所属種の数:

1種のみ (Sophronitella violacea)

植物の特徴:

小型の着生種で匍匐茎が細い

茎 Pseudobulbs 

バルブは卵形で、平行した縦の溝線があり、白いシースで覆われ、頂点に一枚の葉を付けます。

葉 Leaf 

線形で、縦溝があり、船底形をしています。

開花部 Inflorescence 

花序は葉の長さより短く、1ないし2の花を付けます。

花 Flowers 

花は植物のわりに大きく、紫色(violetmagenta)で、花の中心は薄いいろとなっています。

萼片 Sepals 

花弁と萼片は散開し、同じ様な形で、長楕円 - 披針形で、長さは 1.4cm まであります。

花弁 Petals 

上記参照ねがいます。

唇弁 Lip 

長楕円形あるいは倒卵形で、やや尖っており、他の花被片より幅広く、 原因不明の二つに裂けた、厚みのある、基部から生じるカルス(仮皮)があります。

カラム Column 

短く、太く、柱頭の側面に長楕円でカギ状の先端を切ったようなアームが両側にあります。

分類の指針:

Sophronitis(ソフロニティス)との区別は花の色が紫色(violetmagenta)であること、カラムをその基部で包み込まない反り返った長楕円形あるいは倒卵形の唇弁であること、その目立たない基部から生じるカルス(仮皮)があること、細長い葯帽、そして短い翼のあるカラムで区別できます。

栽培の環境:

冬の最低気温は 12-15 度、植物は小形の皿でも育ちます。湿度と日陰、そして年間を通じての水やりが必要でしょう。

引用文献等:

Bechtel, Helmut - The manual of cultivated orchid species.

その他情報:

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