内容 Beaumarchais(1732-1799)の 政治を批判し民衆の自由な精神を謳歌した 喜劇を基に、モーツァルトの提案により 親友Da Ponte(1749-1838)が台本を書いた オペラブッファ。 別名「たわけた一日」 4幕 イタリア語。
あらすじ
第1幕 アルマヴィーア伯爵の従僕フィガロ(バス)が 新婚のベッドの為に床の寸法を計っているのを 伯爵夫人の侍女スザンナ(ソプラノ)が、実は伯爵はスザンナが目当てなのだとからかっている。 フィガロに想いを寄せる女中頭のマルチェリーナ(メゾソプラノ)は スザンナとの結婚を阻止しようと 医師バルトロ(バス)に協力を求める。 小姓ケルビーノ(ソプラノ)がやってきて 伯爵に暇を 出されたが夫人のとりなしで許されたと話す。 伯爵(バリトン)が来るので ケルビーノは 椅子の後ろに隠れる。 伯爵は スザンナに言い寄ろうとするが そこへ音楽教師バジリオ (テノール)が登場し、伯爵は椅子の後ろに隠れる。 バジリオは ケルビーノが夫人の部屋に 入ろうとしていたと言うので 伯爵はびっくりして姿を現し ケルビーノは昨日 庭師の娘 バルバリーナの所でこんな風に隠れていたと覆いを取り ケルビーノを見つけてしまい混乱する。 フィガロが村人達を連れて来て 伯爵の初夜権の放棄を確認させ、スザンナとフィガロの結婚を 承諾させる。 伯爵はケルビーノを士官に任命し すぐに出発する様に命令し フィガロは からかいながら励ます。 アリア "もう飛ぶまいぞ この蝶ちょ" 第2幕 伯爵夫人(ソプラノ)が 愛されぬ妻の侘びしさを歌っている。 フィガロが来て 偽の手紙で 今夜伯爵をおびき出し その間に フィガロとスザンナは結婚式を挙げてしまおうと手はずを 整え、又 ケルビーノをスザンナの様に女装させ伯爵と庭で密会させる事も決める。 スザンナは入り口の鍵を締め、ケルビーノの女装にかかる。 伯爵が帰って来てケルビーノは衣装 部屋に隠れる。 伯爵の問いつめに 夫人はスザンナですと答え、2人は言い争うが、2人が 道具を取りに行っている間にケルビーノは 窓から庭に飛び降り スザンナが衣装部屋に入る。 2人が戻ってきて 伯爵の追求についに夫人はケルビーノが中に居ると言うが、扉から出 てきたのはスザンナで 立場が逆転する。 フィガロが 結婚式の用意が出来たと知らせる、 庭師アントニオ(バス)が 窓から男が飛び降りて植木鉢が割れたと言うが、フィガロが自分がやっ たと足をさする。 アントニオは拾ったケルビーノの任命書を見せるが、フィガロは それには判が ないと 切り抜ける。 マルチェリーナは借金が返済出来ないならば 結婚せよとフィガロに迫る。 第3幕 夫人はスザンナに伯爵と庭で密会する約束をさせ、スザンナに変装して自分が行こうという 筋書きをたてる。 皆が登場して 裁判官ドン クルツィオ(テノール)は、フィガロが借金を返せない なら、マルチェリーナと結婚せよと言い 皆賛成する。 しかしフィガロは両親の承諾なしには 結婚出来ないと言い、自分の腕のあざの事などを話すと 意外にもその母親はマリチェリーナで 父親はバルトロである事がわかる。 2人もこの際 正式に結婚することにして、フィガロと スザンナに協力する約束をする。 夫人はスザンナに密会の手紙を書かせ 夫人のピンで封をする。 村娘に変装したケルビーノ達が夫人に花を捧げ 合唱の中 スザンナが例の手紙を伯爵に渡し 伯爵は喜ぶ。 第4幕 深夜 バルバリーナが 伯爵からスザンナに渡すように命じられたピンを探している。 フィガロはスザンナに疑惑を抱き マルチェリーナのピンを彼女に渡す。 フィガロが 証人にバジリオと バルトロを連れて来て アリア"さあ用意ができた"を歌う。 夫人とスザンナが 互いに衣装を 替えて登場。 伯爵は夫人をスザンナと信じて言い寄り、フィガロは変装に気がつきながら そ知らぬ顔で口説き スザンナからたたかれ 2人の心は解け合う。 伯爵が スザンナを夫人 と思い人々を呼ぶが、真実が明らかになり 伯爵は夫人にひざまずいて許しを乞う。 一同 全てを許し、たわけた一日の幕となる。
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