オペラ

「Pelleas et Melisande」
[ペレアスとメリザンド]


  

内容 メーテルランク(M.Maeterlinck 1862-1949)の同名の戯曲に、作曲者が改訂をし    台本を作った、神秘的かつ象徴的なオペラ。    5幕12場 フランス語

あらすじ 第1幕 アルモンド王国(架空の国)の国王アルケル(バス)の孫ゴロー(バリトン)は、森で道に迷い、泉で泣い ている美しい娘に出会う。 彼女は ゴローの質問に 漠然と答え、ようやくメリザンド(ソプラノ)と いう名前だと言う。 ゴローは その神秘的な美しさに魅せられ 隠れ家を探そうと 彼女を促し メリザンドは臆病な動物の様についてゆく。 間奏曲。 6ケ月後 ジュヌビエーブ(ペレアスとゴローの母 アルト)が 父王アルケルに手紙を読んでいる。 それはゴロー がメリザンドと結婚した事を 異父弟ペレアス(テノール)に知らせたもので、ゴローは 祖父王が承諾し ない事を心配している。 ペレアスが 危篤の友人の見舞いに行く承諾を 祖父王に願う為に登場。 間奏曲。 ペレアスとメリザンドとジュヌビエーブが海を眺め ジュヌビエーブは ゴローと死んだ先妻との 間に生まれた孫のイニョルドの世話があるので ペレアスにメリザンドを連れ帰るように頼む。 第2幕 ペレアスが メリザンドに'盲目の泉'を案内している。ペレアスはメリザンドに ゴローとの出逢い の事を尋ねるが、彼女は話しをそらし ゴローにもらった指輪を 泉の上でもて遊び 泉の中に 落としてしまう。 メリザンドは ゴローに聞かれたら何と答えようと心配し、ペレアスは 本当の 事を言いなさいと元気をつける。 間奏曲。 ゴローは落馬して 寝ていて メリザンドが 朝迄 看病すると言うと、ゴローは 大丈夫だからゆっくりおやすみと命じる。 突然泣き出すメリザンドを心配して手を取ったゴローは、自分の与えた指輪が無い事に気がつき 激怒し ペレアスを供に今すぐ捜しにゆけと命ずる。 間奏曲。 ペレアスと探しに出たメリザンドは 飢饉の為の貧しい人々がたむろしているのに驚き恐れ 城へ戻る。 第3幕 メリザンドが 就寝前に窓辺で髪をとかしている。ペレアスが窓の下に来て[僕は明日旅立つ から せめて手を]と哀願し、メリザンドへ愛を打ち明ける。 ゴローが2人の姿を見つけて 神経 質に笑いながら叱る。 間奏曲。 ゴローがペレアスを城の地下の穴倉に連れて行く。 ペレアス はゴローの震える手を見て警戒する。 ゴローは ペレアスに[メリザンドも母になるのだから 近ずか ない様に]と忠告する。 間奏曲。 ゴローは 息子イニョルドに命じて、メリザンドの部屋を覗かせて メリザンドがペレアスと一緒にいる事を確かめる。 第4幕 ペレアスは [最後の晩だから'盲目の泉'で逢ってくれ]と メリザンドと約束する。 嫉妬に苦しむゴローは メリザンドの無邪気さを疑う独り言を言い、彼女に手荒な仕打ちをする。 間奏曲。 深夜、'盲目の泉'でメリザンドと逢ったペレアスは、激しい愛を訴え 罪の意識におび えていた彼女も全てを忘れ 抱擁する。 そこへ忍び寄ったゴローが ペレアスを刺す。 ペレアスは 倒れ メリザンドは 逃げて行く。 第5幕 メリザンドが ゴロー アルケル王 医者に囲まれて ベッドに臥している。ゴローが[ペレアスを愛して いたのか]と問うと 彼女は[愛していた]と無邪気に答え、[だから不義をしたのか]と問うと ただ[不義をした覚えはありません]と言うのみ。 彼女は 新しい生命を産んだ後 息をひき とってしまう。 アルケル王は 泣くゴローに [彼女は 内気な静かな人だった、不思議な謎であった。 彼女の子供は 彼女の代わりに生きていくのだ]言い、幕となる。

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