みはるの料理メニュー


ヨーロッパに住んでいる多くの日本人が、相変わらずの日本食中心なのには少々がっかりしてい
ます。 そんな中で現地の人々から美味しい料理の話を聞くと、自分でも作ってみて、色々と失
敗したり変えてみたりと試行錯誤の中から生まれた「みはる」の料理メニューの一部を、
特にこちらの食材を中心に公開します。

ズッキーニ | シコン | ラパン | カイユ | 仔牛 |

ズッキーニ (zucchini, la courgette), 編

ズッキーニはもともとイタリア語でカボチャの一種で太ったキュウリの様な形をしています。
こちらの料理ではよく使われる素材です。


ズッキーニのグラタン

    ズッキーニ       1キログラム(余り大きくない方が味が良い)
    玉ねぎ         中1個
    ガーリック       1かけ
    玉子          2個
    生クリーム(硬い方)    カップ半分弱
    チーズ(エメンタール) 適量
    塩           適量
    ムスカド        少々
    お水          カップ4分の1弱
    バター         適量
    パン粉         適量

  1、圧力鍋にバターを入れ玉ねぎのざく切りとガーリックのつぶしたものをいためる。
  2、ズッキーニのざく切りをその中に入れいためる。
  3、お水を入れ蓋をして4分ー5分煮る。(絶対に焦がさない事!)
  4、蓋を開け、すっかり水分を蒸発させるまで火にかける。
    (すっかり水分をなくす事が大切!)。
  5、ズッキーニをフォークでぐちゃぐちゃにつぶす。
  6、よくさます。
  7、玉子、生クリーム、チーズ、ムスカド、塩をいれ、全部をかき混ぜる。
  8、オーブン皿にいれ、パン粉をその上にふりかける。
  9、200度ー250度に暖めたオーブンにいれる。

ズッキーニの詰め物

    ズッキーニ
    仔牛の挽き肉
    玉子
    ミルクに浸した食パン(白)
    トマトソース(トマトピューレ)
    玉ねぎ2分の1
    塩
    こしょう
    ムスカド or タイム
    パン粉

  1、ズッキーニを半分に縦にきる。
  2、中をくりぬく。
  3、フライパンに油をしき、ズッキーニの表皮を焼く。
  4、玉ねぎのみじん切りとくり抜かれたズッキーニをいためる。
  5、仔牛の挽き肉と混ぜる。(いためない)
  6、ムスカド or タイム、塩、こしょう、トマトピューレ、ミルクにひたしたパンを混ぜる。
    (味が濃い方が美味しい)
  7、ズッキーニに詰める。
  8、パン粉をふりかける。
  9、オーブンを200度に暖め、その中に入れる。(ゆっくり焼く)

ラタトーユ

    完熟トマト(沢山)
    ズッキーニ
    なす
    ピーマン(グリーン、赤)
    玉ねぎ少し(多いと甘くなりすぎる)
    ガーリック
    ローズマリー
    オリーブオイル
    塩
    こしょう

  1、材料をみな適度の大きさに切りそろえ、種類別にオリーブオイルでいためる。
    (形態をきれいに保つため)
  2、つぶしたガーリック、その他全部をあわせて、ローズマリー、塩、こしょうをする。
  3、強火で20分ぐらい煮て、少し火を弱め、水けがなくなるまで煮る。
    (決してかき混ぜない事! 焦がさない事!)

ズッキーニ入り野菜スープ

    玉ねぎ
    人参
    ズッキーニ
    ねぎ
    セロリ
    レタス
    バター
    

  1、深い鍋にバターをひき、さいのめに刻んだ野菜を入れ、いため、蓋をして、15分程度蒸し
    煮にする。(最初の内は、時々混ぜる事!)
  2、スープまたは、お水を入れ、ことこと30分程度煮る。
  3、このままでも良いし、こし器でこしてポタージュにしても良い。

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シコン (chicory, la chicoree, witloof) 編

ベルギーの特産品でフランスではアンディーブ (l'endive) とも言います。 シコンは今世紀半ばに 登場した比較的に新しい野菜で、ほのかな苦みがあるのが特徴です。 季節的には冬の間、すなわち、 11月から3月が食べごろですが、9月頃から出回り、翌年の5月位まで夏を除き年に6ー7回は 収穫されます。 外の畑で収穫したものと屋内生産のものとでは値段が違います。 フランスのもの は一般に先が開いていますが、ベルギー産のものは先が尖っています。


シコン(アンデイーブ)の煮炒め

    シコン
    バター
    ムスカド
    塩
    こしょう
    お水

  1、お鍋にお水を2cm位入れ、バター、ムスカド、塩、こしょう(ほんの少し)を入れ、
    シコンをならべ蓋をして強火で煮詰まるまで煮る。
  2、フライパンにバターをしき、シコンをいれあめ色に照りをつけて仕上げる。

シコンとハムのホワイトソースグラタン

    シコン
    ハム
    ホワイトソース(生クリームも少し入れ、ゆっくり、とろ火で作る事!)
    チーズ(エメンタール)

  1、シコンを通常の様に美味しく煮る。
  2、ハムでシコンを巻くか、のせる。
  3、美味しく味をつけたホワイトソースとチーズを入れ、オーブンで焼く。


シコンのハム巻きシコンソースグラタン

    シコン
    ハム
    グリエールチーズ
    ムスカド
    塩
    こしよう
    バター
    ルー

  1、圧力鍋にシコンを並べた時シコンが2分の1弱かぶる程のお水を入れ、ムスカド、
    塩、こしょう、バターを入れ、シコンを並べていれて、火にかけ、ピーといって
    から5分位火にかけておく。
  2、別鍋でルーを丁寧に作る。
  3、出来上がったシコンの煮汁でルーをのばす。
  4、グラタン皿にハムで巻いたシコンを並べ、グリエール チーズをたっぷりかけ、
    のばしたルーも入れ、250度くらいのオーブンに入れる。 約30分程度。

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ラパン(兎)( Lapin )

ヨーロッパではスーパーでもラパンを売っています。 何故、あんな可愛い兎を食べるかですって、
それは美味しいからですよ。 ものは試し、是非、試食して下さい。


ラパンの煮込み

    ラパン       1匹 (1300グラム位)を適当な大きさにカットしてもらう
    玉ねぎ       中2個 
    オリーブ油     大きいスプーンで3杯
    赤ワイン      1カップ
    ガーリック     1片
    LARD FUME 3枚(三枚肉を薫製にしたもの、厚さ1cm)
    塩、こしょう
    パン        1枚(茶色の少しきじの締まったもの)
    マスタード     大きいスプーン1杯

  1、オリーブ油をキャセロールにいれる。
  2、玉ねぎを半分に切り、それを三日月型に薄く切りキャセロールに入れ、しんなり
    するまで炒める。
  3、フライパンで焦げ目をつけたラパンをキャセロールに入れる。
  4、フライパンでから煎りしたLARD(5mm程度に細く切ったもの)をキャセロール
    に入れる。
  5、みみを落としたパンにマスタードぬり、ラパンの上に載せる。
  6、塩、こしょう、みじん切りしたガーリック、お水(80%位まで)をいれ、蓋をほん
    の少し開けたままで、1時間位柔らかくなるまで煮る。
  7、柔らかくなったところで、赤ワインをいれ、時々静かにかき混ぜ、蓋をほんの少し
    開けたままで、15分位煮る。
  8、キャセロールの中に水でといたコンスターチを入れ、とろみをつける。
  9、付け合わせは、ジャガイモ(ニコラ)のゆでた物が良い。

カイユ(うずら)( Cailles )

当地では秋からの狩猟シーズンとともに鳥獣の料理が盛んになります。 
中でもカイユ(うずら)は多くの人に美味しいと好評です。
そこで、カイユ(うずら)を使った料理を紹介します。


うずらのキズの実風味 (Cailles au genievre)

    カイユ        4羽
    骨髄(os a moelle)  2本(両わき共閉じてないもの)
    キズの実(genievre)  1羽に付き6ー7個
    エシャロット     1個
    セロリ        1本
    玉ねぎ        1個
    人参         1本
    赤とうがらし     2個
    エレールの実(airelle) 沢山
    オリーブオイル    スープスプーン  4杯
    塩
    こしょう
    バター


  1、キャセロールに70%程度水を入れ、その中にセロリ、玉ねぎ、人参、
    赤とうがらしを各々2、3個に切って入れ、煮立たせる。
  2、その中に骨を入れ、蓋をしっかり閉めて中火で20分位煮る。(骨の中の
    髄が少し飛び出してきた位まで)
  3、骨を取り出し、中の髄を片側からつついて出し、5ミリ幅位に切る。
  4、カイユの中にエシャロットの4分の1片と、6ー7個のキズの実を詰め、
    塩、こしょうをし、外皮にも塩、こしょうをする。
  5、フライパンにオリーブオイルを入れ、カイユにこげめをつける。
  6、別キャセロールに残ったフライパンのオリーブオイルをあけ、バターを少
    し加え、カイユをその中に移し、蓋を少し開け、時々ひっくり返しながら
    30分位煮る。
  7、カイユを取り出し、真ん中縦に二つに切り、中側を下にして、キャセロールに
    並べ、再び2ー3分火にかける。
  8、温めたお皿の上にカイユを並べ、キャセロールの中に髄を入れ、骨を煮た時の
    スープをほんの少し少し足し、強火で一気に煮、煮たったらすぐ火をとめ、
    カイユの上にかける。
  9、エレールの実(コケもも属の赤い小さな木の実)も上にかけ添える。
    (びん詰めのものは、なべにあけ温めるだけでよい。 生のものは、たっ
     ぷりの水を沸騰させ、その中にエレールの実を入れ、実がはじけたら、
     すぐお湯をきり、新たにキャセロールに入れ、たっぷりのお砂糖で煮る。)
 10、付け合わせは、ジャガイモ(ニコラ種)のゆでた物、シューブラッセル
    (芽キャベツ)や、マッシュルームのバターいため等が良い。

仔牛

日本では仔牛の肉は比較的少ないかも知れませんが、こちらでは沢山出回っています。
そこで、仔牛を使った料理を紹介します。


ポトフ

    牛(煮込み用) あれば牛の骨(中に随のある)も
    仔牛(煮込み用)
    玉ねぎ1個
    ブーケガルニー
    丁字 (Clou de gegiroufl)
    人参
    かぶ
    セロリ
    ねぎ
    じゃがいも

  1、キャセロールにお湯を煮たたせ(余りたくさんにすると味が薄くなる)、肉を入れ、
    ブーケガルニー、丁字 (Clou de gegiroufl) を差し込んだ玉ねぎを入れ、丹念に
    あくをとり、コトコト1時間位煮る。
  2、肉がすっかり柔らかくなったら、野菜を硬い順から入れる。
    人参、かぶ、セロリ、ねぎ、最後にじゃがいも


仔牛の料理

    仔牛の三枚肉(Blarquette abec os) 800g
    タイム(thym)    2本
    ローリエ(laurier)  4枚程度
    玉子の黄身     2個分
    レモン       1個
    バター
    塩
    こしょう
    コンスターチ    小さじ2位
  
  1、仔牛を5cm幅に切る
  2、フライパンにバターをしき、仔牛に焦げ目をつける。
  3、仔牛をキャセロールに入れ、お水を70%位まで入れる。
  4、thym,laurier,塩、こしょうを入れ、しっかり蓋をして、40分程度とろ火で
    トロトロ煮込む。
  5、柔らかくなったら、火を止め、蓋を開け、10分位放っておく。
  6、玉子の黄身をときほぐしてキャセロールの中に入れ、静かに混ぜる。
    (キャセロールの中の温度が下がっていないと黄身がまだらになってしまうので注意を
     ようする!)
  7、再びキャセロールを火にかけ、10分程度トロトロ煮る。
  8、水ときコンスターチを入れ、とろみをつける。
  9、饗する直前にレモンを手でしぼって混ぜる。
    (注:レモンは、絞り器で絞らぬ事!)
 10、付け合わせは、じゃがいも(ニコラ)のゆでた物が良い。

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当地に日本犬人会という犬を飼っている日本人の集まりがあり、九月に栗拾いに行きました。
その時に拾った栗で作ったクリスマスケーキを紹介します。


栗のブッシュドノエル(Buche de Noel)

    栗       1300g(中身で、1kg)
    砂糖(白)    200g
    バター      200g
    ショコラノア   200g

  1、栗の両面横にナイフで切り込みをいれる。
  2、なべにたっぷりのお水を入れ、栗を入れ、沸騰してから5分位煮る。
  3、大きいスプーンで2、3個つづ栗をお湯から出して、渋皮まで剥く。
    (残りは、お湯の中につけたままにしておく事!)
  4、むいた栗をお水を入れたなべに入れ、塩を小さじ1入れ、40分位ことこと煮る。
  5、栗をこし器(スープ等に使用するもの)に入れ、こす。
  6、チョコレートを湯煎にする。
  7、チョコレートが溶けたら、砂糖を入れる。
  8、湯煎からはずし、少しさめてから、バターを入れる。
  9、チョコレートとこした栗を混ぜる。
 10、moule a buche de noel にプラスチック(ラップ)をひき、チョコと栗の混ぜたものを
    しっかり流し込み、冷蔵庫に入れる。

クリーム オバール

    バター       250g
    砂糖        250g
    玉子          1個
    角砂糖(白)      5個
    牛乳         1/8 リットル 

  1、牛乳に角砂糖を入れ、火にかける。
  2、小さいボールに玉子を入れ、かき混ぜ、その中に熱い牛乳を少しつづ入れ、混ぜる。
  3、それを湯煎にし、ゆっくり泡立て器で静かに混ぜる。
  4、かたまり始めたら、すぐ湯煎からはずす。
  5、別ボールでバターと砂糖を混ぜる。
  6、その上に暖めた牛乳をT滴つづ入れ、混ぜていく。
  7、冷蔵庫に入れたかたまった栗のきじを逆さまに皿にあけ、その上にべったりなめらかに
    1.5cm位の厚さにクリームを塗り付ける。
  8、もう一度冷蔵庫に入れる。(20分から30分、クリームが硬くなるまで)
  9、フオークの先きで、全面にたてに長く線を入れる。
 10、きじの両端をきれいにカットする。
 11、上に好きに飾りをつける。

以上

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