スペイン、トレドの時計屋トルケマーダの店。美人で浮気な妻コンセプシォン(ソプラノ)は愛人を待っているので、亭主のトルケマーダ(テノール)に「今日は市役所の大時計を点検する日でしょう」と外出を促す。亭主が店を出るや否や、愛人が次々に3人も店に入って来る。浮気なコンセプシォンは、詩人気取りのゴンサルヴェ(テノール)の若さ、銀行家のドン・イニーゴ・ゴメス(バス)の富、ロバひきラミーロ(バリトン)の力持ちに惹かれている。彼女を巡って3人の愛人のドタバタ喜劇が起こり、2人の愛人は 大時計の中に隠れてしまう。そこへ亭主のトルケマーダが帰宅し、愛人達は時計の中を調べているのだと言い逃れを言うが、結局、身の潔白を証明する為に大時計を買う破目になる。陽気で厚かましい五重唱で幕となる。
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