<一般的な注意事項>


ダイヤモンド購入上の一般的な注意事項


ダイヤモンドの値段は1カラット百万円以上のものから、3ー5千円の工業用ものまで、
とんでもない開きがあります。 宝石用のダイヤモンドは無色透明ですが、多少の黄色味
を帯びることが多く、黄色が濃くなるに従って、値段は急に安くなっていきます。
勿論、質は同じでも内部にキズや黒点があれば大変やすくなってしまいます。 極希にピ
ンクや青や緑のダイヤモンドがありますが、それは珍しさから、とんでもない値段がつい
ているのが普通です。

ダイヤモンドは宝石の中で、最も美しくまた高価でもありますが、宝石を財産として所持
する場合には、ダイヤモンドが最高に便利であるとされています。 それは世界的にデビ
アス社の統制がゆきとどいており、値段が比較的に安定していることや、大きさ(重さ)、
色、含有物などから望む値段のものがあり、そして売るときも決まった値段で売れるとい
う事情があるからです。 金ほどではありませんが他の宝石に比べれば換金性があるとい
うことでダイヤモンドが財産用としても喜ばれているのでしょう。

これらの条件を満足するダイヤモンドは限られています。 もう既に指輪などになってい
るものは一般的にダイヤモンドの値段ではなく、宝飾品としてダイヤモンドの値段の数倍
で売られるのが普通です。
カットの良くないダイヤモンドは見かけの大きさ(重さ)のわりに価値はありません。 
鑑定書(品質保証書)が付いているからと言ってカットが良いことにはなりません。 
詳細に付いては本文で述べますが、ここでは購入に失敗しないように要点を書き出してお
きます。

ダイヤモンドを購入する上での注意事項
            
@  信用のある店で購入すること                                              
A 投資や財産という意味でダイヤモンドを購入する場合には、
  宝飾品を購入するのではなく、ダイヤモンドの石自体を購入する事が望ましいこと
B 自然光またはダイヤモンド・ライトの下できれいで納得のゆくものであること
C ダイヤモンドの4C、特にカットの評価と蛍光性にも注意をはらうこと
D  権威のある鑑定書つきのものを購入すること            
E カットについての評価が鑑定書でなされているか把握しておくこと      
F ラウンド・ブリリアント以外の形のものを購入する場合には特に注意が必要なこと
G ダイヤモンドの価格表(アスキング・プライス)の値段について知っておくこと
H ねらい目の価格帯について知っておくこと                      
I 偽物やごまかし、その見分け方について知っておくこと                              
J ファッションの動向を知っておくこと        
K  すり替えなどの心配をしないですむ、信用のある店で宝飾品に加工して貰うこと
L ダイヤモンドの取扱い方を知っておくこと        
M  将来のダイヤモンド市場の変化の予測を持っておくこと    
近年、日本にでまわっている過半数のダイヤモンドはインドから輸入されたもので、概し
て値段も安い代わりに品質も悪い(特にカットが良くない)品物です。 近ごろではロシ
ア(旧ソ連)からのものも多いと聞いています。 どちらにしろ品質がよくないものが多
いのは事実です。

折角、ダイヤモンドをお求めになるなら、品質(特にカット)のよいものを購入されるこ
とをお奬めします。
カットは歴史的にもベルギーが最高とされています。 1475年にベルギーのベルクエム
によるダイヤモンド研磨方の発明して以来、ベルギーがカットの中心になってきました。 
その伝統は今でも引き継がれています。


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