* Colour :色(これも大切な要素です)
ダイヤモンドのカラー(色)の文頭へ戻る
マスター・ストーンは次の条件を満たしていなければなりません。
もう一つの方法はソーティング・パッドを 90゚ に折り曲げキューレットを上方にし
ダイヤモンドのカラー(色)の文頭へ戻る
色のランクを決定する前に、少なくとも4名による別々の鑑定結果が全く一致していなけ
ケープや普通の色の他にも、ダイヤモンドには、茶色、緑、黒、ピンク、ブルーなどの色
ダイヤモンドのカラー(色)の文頭へ戻る
ダイヤモンドの色の見方
ダイヤモンドの色は二つのグループに分けられます。 すなわち、無色から黄色までの一
般的な色のグループとファンシー・カラーのグループです。 ここでは一般的な色のグル
ープを中心に説明します。
特に電灯の光は赤みが多い(色温度が低い)ので避け、自然の光でみるようにしまし
ょう。 昼間の北側の窓からの光線がよく、人工光の場合は標準照明装置の光がよい
でしょう。
(I.C.I. 標準光源 D65 またはこれに近いもの、宝石検査用のデーライト光源など)
科学的に色を詳細に測ることが不可能であるので、現在ある色の計測器による計測結
果は参考にしかなりません。 そこで、色の決定にはマスター・ストーンとの比較が
必要になるのです。 カラー・グレードはマスター・ストーンによってきめられます
が、このマスター・ストーンは各カラー・グレードの下限に決められています。
構造上の現象が色彩効果を引き起こさないこと
明るさは強すぎない充分な明るさ、300-2,000 ルックスの間で、1,000 ルックス前後
が適当です。 周囲に色のある物体を置かないこと。
宝石検査用のデーライト光源を使用する場合には部屋は若干暗めの方がよいようです。
真白い紙(ソーティング・パッド)の上でパビリオンにたいして直角の方向から見ま
す。 光源からダイヤモンドまでの距離は約 15cm に保ちます。
最初に石をきれいにしておくことです。 ほこりや油分が付いていると色に影響を与
えます。 マスター・ストーンと比較する場合には、互いに 1cm 以上離して置くよ
うにします。
ソーティング・パッドを折り曲げ、その間に石をキューレット部を上方に向けて置き
ます。 光線をキューレットの上方からあてて、パビリオン面の直角方向からみます。
ガードル部の出来の如何が色の判定に影響を与えますので、紙の手前を持ち上げてガ
ードル部が目に入らないようにします。
て置いて、キューレットの上方からみる補助的な方法です。
そうすることにより、ガードルの出来に影響されることなくパビリオン全体を見るこ
とが出来ます。 昔からの方法として、石に息を吹きかけて息の蒸気が消えていく間
にきめる方法もあります。
見る場所はパビリオンの半分より上のキューレットの近い部分です。
大きな石を見る場合には見る場所をパビリオンのキューレットに近い3分の1だけに
します。
混乱を防ぐ意味で、カラー・グレーディングの前にルーペによる検査を実施すべきで
す。 判断に迷う場合には、下のグレードにします。
カラー・グレイディングはリラックスした体勢と状況で行うべきで、あまり長い間続
けるべきではありません。
ダイヤモンドの色の評価
ダイヤモンドは純粋な炭素(C)の塊ですが、窒素(N)を不純物として含むものが多く、
その分黄色味を帯びてきます。 この黄色味の評価の等級はD−Zで表わされ、Zにいく
ほど黄色味が強くなり、評価が下がって安くなるわけです。 ABCを使わないのは、
D以上のものの産出の可能性を残しているからだとも言われています。
ればなりません。 これにより、色の鑑定についても一貫性と客観性を保証できるわけで
す。
現在のところ、ダイヤモンドの色に関しては最新の器具を使ってもこれ以上によい方法は
見つかっていません。 ダイヤモンドの色度判定の分析はまだ充分に正確ではなく、特に
蛍光性があったり、わずかに茶色かグレイがかった石のランクづけについては、当てはま
らないのが実状です。
がついているものがあります。 こうした最も魅力的な色付きの、ファンシーと呼ばれて
いるダイヤモンドは、標準色図表を使って、目で比較することにより、ランクづけするわ
けです。
また、さらに、分光光度計や分光蛍光測定器による分析を行い、ダイヤモンドの色が天然
のものか、処理(人工的に変えられたもの)によるものかを調べることになっています。
これらの調査結果は、特にファンシー・カラーの石については「ダイヤモンドの色の鑑定
書(品質保証書)」に記載されます。
蛍光性の評価
カラー・グレードと同様な方法で、蛍光性を比較するためのマスター・ダイヤモンドで比
較することによって蛍光性を査定します。 これは波長が 366nm の紫外線を照射して実
施します。 蛍光性のグレードは nil, slight, medium, strong です。
蛍光性の色については記載されません。
ダイヤモンドのカラー(色)の文頭へ戻る
次項ダイヤモンドのカットへ